【Amazonプライム映画批評】死ぬたび強くなる『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 85点

紹介・レビュー

【映画批評】死ぬ英雄トム・クルーズ『オール・ユー・ニード・イズ・キル』   85点

 

この『オール・ユー・ニード・イズ・キル』という作品は、

日本のラノベを元にハリウッドが映画化したというなんとも珍しい作品です。

 

他に日本のラノベがハリウッド映画化した作品はないと思います。もしあればコメントで教えて下さい。

 

 

日本の作品のハリウッド映画化といえば、

ドラゴンボールとか、リングとか、ゴジラとか、正直当たりの映画はなかったように感じてしまいますが、

 

本作はそんな期待を裏切る出来になっています。

 

 

オール・ユー・ニード・イズ・キルの冒頭を簡単に説明すると

 

ギタイと呼ばれる謎の生物に世界は侵略されつつある中、

主人公のトム・クルーズ(ウィリアム・ケイジ。以下ケイジと呼ぶ)も戦場に狩り出ることとなる。

戦場であいにくギタイに殺されてしまうケイジだが、

気がつくとそこは戦場に狩り出る一日前。

そして、少しずつケイジはタイムリープしていることに気がついていく。

 

 

まずこの映画の見どころといえば、

重厚なSFアクションとケイジの戦うたび成長する姿!

 

最初は最弱といっても過言ではなかった、ケイジがどんどん強くなり、

周りの人間が驚く場面は、男なら誰しも熱くなります。

そして、それを際立たせる重厚なSFアクションが他では味わえない素晴らしいものなんです。

 

 

近いものでいうとパシフィック・リムが挙げられますが、

人間が特殊なスーツを着てスピード感ある戦いをするこちらの方が個人的には好みです。

 

 

漫画でいうとGANTZの大阪編の兵器っぽいものを駆使するわけですが、

片手は機関銃だったり、もう片手は爆破装置だったり、

鉄感丸出しのスーツを身にまとって戦います。

 

 

そんなスーツ着てたら味方側が強くて敵なんかあっと言う間に倒せそうと思うんですが、

厄介なのが敵が多すぎる割に強すぎるんです。

 

1小隊8名程度だったと思うんですが

その1小隊全員がかかって、一匹倒すのがやっとというレベルです。

 

しかも、敵の数は数え切れないほどいるわけです。

 

ここで見ている観客というか僕は思うわけです、

「これは勝てないぞ」と。

 

 

そんなときに出てくるのが、戦場のビッチと揶揄される、

最強戦士のエミリー・ブラント(リタ・ヴラタスキ。以下リタと呼ぶ)です。

 

 

詳しく書くと、ネタバレになってしまうので書きませんが、

彼女との人間ドラマもこの映画の見所だったりするんですよね。

 

 

映画のラストは原作とは違いますが、ハリウッドらしいっちゃらしい、

うまく風呂敷をたたんだラストでした。

 

2014年公開の映画ですが、CGは今見ても不自然なところはなくとても高い水準となっています。

 

パシフィック・リムといい、オール・ユー・ニード・イズ・キルといい

日本が多少なりとも関係する作品ですが

日本ではなくハリウッドが作って正解だったと言わざるを得ない、歴然の差を感じた作品でした。

 

とくにタイムリープ系やアクション、SF系が好きな方はぜひご覧下さい。

 

 

またDVDやブルーレイで見られる方は、是非サラウンドイヤホンかスピーカーを用意して

音の設定を5.1か7.1サラウンドに設定の上、視聴していただきたいです。

 

四方八方から迫りくる音や声は、あたかも自分も戦場に乗り込んでいるような気持ちになり、

驚きも恐怖も爽快感も何倍も増して見ることが出来ます。

 

きっと極上の視聴体験を味わえると思うので、是非用意出来る方はしてみて下さい。

 

 

 

ネタバレ無しでオール・ユー・ニード・イズ・キルの映画と原作の違い

そもそも、監督がこのラノベとどのように会って、映画製作することになったのか気になるところですが。

 

 

映画版と、ラノベ版の原作とでは違うところがあります。というかごっそり違います。

基盤は一緒ですが、ストーリーやキャラクターの性格や風貌など違うことが多いです。

 

小さなところでいうと、原作ではループの回数を数えていたケイジですが

映画版ではそんなの気にせずバンバン死んでいきます。

 

とか、大まかなストーリーだけでなく小さなところでも違いは色々あります。

 

原作版ではあった場面や登場人物がまるまるカットになっていることもあります。

 

 

なのでラノベ版を見る場合、映画は原作の名を借りた別物と考えた方が良いです。

そのため、映画を見た方でもラノベも新しい作品を見るような気分で見ることが出来ますよ。

 

原作は映画版のような戦闘重視ではなく、バトルありの恋愛ものといった感じです。

 

 

 

ネタバレ注意! オール・ユー・ニード・イズ・キルのラスト

ここからは多少ですがネタバレありなので、注意して下さい。

 

映画版と原作版ではストーリーが違うので、ラストも全然違います。

特に映画版のラストは一瞬、ん? ってなるようなラストだったので簡単に

 

オール・ユー・ニード・イズ・キルのラストとまとめました。

 

 

原作版オール・ユー・ニード・イズ・キルのラスト

原作ではギタイサーバとギタイバックアップを倒さないといけないのですが、

何度もループすることで、ケイジとリタの両方がサーバになってしまい

どちらかを倒さないとループを抜け出せないことが分かったので、

リタとケイジが戦いケイジが勝ち、ケイジがこれからもギタイと戦っていくという終わりでした。

 

 

映画版オール・ユー・ニード・イズ・キルのラスト

映画ではギタイのボス的な存在、オメガを倒してケイジもリタも死んでしまう。

気がつくと映画の冒頭にいき、少佐のケイジはなにも覚えていないリタと会い

笑顔でリタを見つめて終わります。

 

 

 

オール・ユー・ニード・イズ・キルを見た感想・まとめ

ラノベからはじまったこの作品は、ハリウッド映画化の他に

デスノートやヒカルの碁などでおなじみの小畑健が作画で漫画化されています。

 

漫画版は原作のラノベ版とストーリーはだいたい一緒なので

小説より漫画の方が好きという方はそっちを読んでみてもいいかもしれないです。

 

 

原作・映画共にほんとに面白いんで一見の価値ありです。

 

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